組合の取り組み effort

当組合では、組合員はもちろんのこと、
一般の方にとっても有益になり得る情報の発信などを行っております。

活動の一部をご紹介します。

1
経営改善、環境対策、広報など、業界の改善発展に資する事業
2
ポリオレフィンフィルム製造業に関する指導、教育、情報などの提供
3
職業能力開発促進法に基づく、国の技能士(フィルム)の技能検定試験(実技)の代行実施並びに通信制の職業訓練校の運営
(修了者は技能検定試験のうち学科試験を免除)
4
その他組合員企業並びに従業員の向上に資すること(独自PL保険制度など)
5
その他広報、指導教育事業など、組合員の向上に役立つこと

ISO14000レベル取得企業各位へ 雑色袋を使ってください!ポリ袋メーカーからのお願いです。

あなたは雑色ポリ袋をご存じですか?雑種の動物のように、いろいろな色の原料が混ざってできるポリ袋のことです。ここでいう原料とは、ポリ袋を製造する段階で生じる切り屑などで、これをどう活用するかがポリ袋メーカーの悩みの種。色や量が一定ではないので、特定の色に仕上げることができず、色を指定されるごみ袋にさえ使えないのです。
さりとて、利用できなければ捨てればいいと簡単に言うこともできません。今は中国などに有価物として引き取ってもらっていますが、近い将来には日本国内で処理せざるを得ないことは明らかです。
ところが、国内の廃棄物処理能力は限界に近づいています。つまり、捨てる場所がなくなっているのです。これは、どの産業でも同じことが起きていて、解決するには循環型の産業システム構築しかありません。ごみを捨てずに再利用すること――ポリ袋メーカーで考えれば、雑色ポリ袋の用途を見つけることが急務なのです。

雑色袋を使ってください!ポリ袋メーカーからのお願いです。

雑色ポリ袋の品質は通常の商品と同じですが、問題は色が一定でないこと。 その場合もごみ袋として活用できそうなのですが、品質に敏感な日本人の性質と、自治体の色指定とがあいまって、現在では買い手が見つからない状況です。
そこで私たちが期待するのが、ISO14000レベルを取得した企業。つまり、環境問題に強い関心を持つ企業です。環境問題は、企業内部から近隣、国家、世界へと無限に広がる人類共通の課題であり、高い見識と行動力が要求されます。
広い視野で見れば、雑色ポリ袋は小さな問題です。しかし裏を返せば、雑色ポリ袋は大きな問題の一部とも言えます。これを解決するためにも、多くの企業が理解し、協力していただけることを切実に期待します。
メーカーにはISO14000レベルを取得した企業もいます。私たちは意識の高いメーカーとユーザーの共同作業が環境問題解決の第一歩となることを確信しています。
あらかじめ申し上げますが、国内原料価格の制約から、雑色ポリ袋は必ずしも安いものではありません。この点をご理解いただき、一歩を踏み出していただけることをお願い申し上げます。

  • 雑色袋を使ってください!ポリ袋メーカーの願い
  • 雑色袋を使ってください!ポリ袋メーカーの願い
  • レジ袋リユース
  • 日本プラスティック 工業連盟
  • プラスティック容器包装 リサイクル推進協議会
  • Business Square